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カーボンフリーの
撮影スタジオ

サステナブル技術が変えるコンテンツ/IPの未来

サステナブル社会への挑戦は、エンターテインメント業界でも始まっている。
これまで多大なエネルギー消費と環境負荷を伴ってきた映画・ドラマ・CM制作の現場で、革新的なサステナブル技術が新たな可能性を切り拓いている。
その最前線として、東宝スタジオが日本初で実現を目指す「24/7カーボンフリー電力」による撮影環境を構築着手。水素発電と太陽光発電を組み合わせた最先端システムにより、年間365日・24時間完全にCO2を排出しない制作現場を構築するこの取り組みは、単なる環境対策を超えた戦略的意味を持っている。
サステナブルな環境で生み出されるコンテンツは、クライアントとのコミュニケーションを変革させ、環境意識の高まる消費者に対して新たな付加価値を提供する。 技術革新が牽引するこの変化は、コンテンツ制作業界全体のビジネスモデルを根本から変え、IP戦略に新次元をもたらす可能性を秘めている。

真のカーボンフリー電力へ 

挑戦するための技術 24/7CFE

電力のコストや技術はまだまだ課題があるものの、多くの企業は積極的にチャレンジしている。 まずは、自社のオフィス、事業生産活動で発生しうるCO2排出の削減を行うべく努力している。 このシステムでは、24時間、週7日間、常にカーボンフリー電力供給を行うために、お客様の需要と、風力・太陽光などの再エネによる発電量を正確に予測し、需要と供給をマッチングする。 発電および需要予測は、物理論理モデルに基づくColdStartの後、学習用データの蓄積と精度評価を経て、Machine Learning モデルへ自動的に切替わる。 

数万サイトへと柔軟に拡張可能であり、予測・監視・管理がフルクラウドで自動化されている。 なお、「24/7(twenty - four seven)カーボンフリー電力」は、毎日24時間・毎週7日間、すなわち年間365日にわたってCO2を排出しない電力の名称。経済産業省の「電力の小売営業に関する指針」に従い、需要電力量の100%について、CO2ゼロエミッション電源(再生可能エネルギー発電設備・水素発電設備等を意味します)を電源構成とし、 非化石証書の使用による環境価値をともに供給することを意味しており、 燃料の製造・輸送等のライフサイクルを含めてCO2が排出されないことを意味するものではない。

技術を実現するための

国内外の設備・電源構成

「24/7*カーボンフリー電力」の実現を目指し、JERA袖ヶ浦発電所内に新設された水素発電設備(ドイツ2G製ガスエンジンとヤンマー製燃料電池で合計390kW)と東京エリアの太陽光発電所(1380kW)を組み合わせた電力供給体制を構築。昼間は主に太陽光発電、夜間は水素発電により、東宝スタジオの年間電力使用量の約6~7割を賄い、天候に左右されやすい太陽光発電の不安定さを水素発電で補完する計画。現在使用している水素は化石由来の「グレー水素」のため製造時にCO2が発生しているが、2024年度から本格運用を開始し、2030年頃までに完全カーボンフリー化を実現する予定。 この取り組みは日本初であり、国際基準のEnergy Tagに準拠した電力供給が行われ、サステナブルな環境で制作されたコンテンツはクライアントのブランドイメージ向上にも貢献し、電力供給状況は東宝スタジオのウェブサイトでリアルタイム確認できるようになる。

*毎日24時間・毎週7日間、すなわち年間365日にわたってCO2を排出しない電力の名称。経済産業省の「電力の小売営業に関する指針」に従い、需要電力量の100%について、CO2ゼロエミッション電源(再生可能エネルギー発電設備・水素発電設備等を意味します)を電源構成とし、 非化石証書の使用による環境価値をともに供給することを意味しており、 燃料の製造・輸送等のライフサイクルを含めてCO2が排出されないことを意味するものではない。